アメリカで3ヶ月過ごして&働いてみて思うこと
こんにちは、晴香です。
CRプログラムを通して1年間フロリダのウォルトディズニーワールド、エプコット内の日本館で日本人としてキャストをしています。
ご無沙汰してます。
前回の萎え萎え投稿から1ヶ月ちょい経ってしまいました。笑
オンステデビューからはちょうど2ヶ月。
渡米からは3ヶ月が経ちました。
まず最初に書きたいことは、このブログのこと。
実は初めてから今まで、何のために何を書きたいのかがモヤモヤっとしていて、でもとりあえず書いてみよう、みたいな感じで続けていました。他にもCRプログラムについて詳しく記録されている方や紹介している方がいて、自分もそんな風に自分の経験を誰かの役に立つ形で残したいなーと思っていたけど、本当に自分がやりたいこととマッチしているのか?と疑問を持ちつつ、一旦1ヶ月ほど置いてみました。
そして今思うことは、
・ここでの経験(から得た感情や意見)をリアルに伝えたい
・私だからこその気づきを発信したい
ということ。
私という人間が何者で、どんな経験をしているのかを、例えば私のことを全く知らない誰かにも興味を持ってもらえるように伝えてみたいと思っています。
今はほとんど価値のない記事かもしれないけど、いずれ自分だから書ける記事、誰かにとって価値ある記事になったら嬉しいな、と思います。
そして、まだ数回しか書いていないけれど、ブログ楽しみにしているよ、とか、勇気をもらいました、という言葉をもらった時はやっぱり本当に本当に嬉しいです。私もいつもSNSとか見て勝手に懐かしくなったり元気をもらったりしています。ありがとうございます。
- ①英語は使うほど話せるようになると言うけど、実際のとこコピー能力
- ②第二外国語はスペイン語をオススメする!
- ③多様性を受け入れるマインドに磨きがかかった
- ④車がないとしんどい
- ⑤自分に合っているのかは正直よく分からない
- 最後に、働いてみて思ったこと。
今回は、初めてのアメリカ生活を3ヶ月経験してみて思ったことを書いてみようと思います。そもそも私は海外で1ヶ月半以上滞在したことがないので、3ヶ月経ったということが自分にとっては初めてです。
なので、アメリカだからこそなこともあれば、アメリカに限らずなこともあると思います。そしてほとんどが当たり前のこと(そしてちょっとどうでもいいこと)だと思います笑
①英語は使うほど話せるようになると言うけど、実際のとこコピー能力
中高生時代は、英語ペラペラになりたい!!と心底思っていたけど、上智に入学して「あ、ペラペラって当たり前なんや、、」と悲しくもその意欲がコンプレックスに変わってしまった私。笑
それから意欲が復活することもなく、今もなんとなく努力しきれていない自分にモヤモヤしたりする。でも心の底ではやっぱり英語を自由に話せるようになりたくて、何がネックなのかを考えてみた結果、結局は語彙力とコピー力な気がしている。
留学なんかしなくても 、自分の努力次第で英語は話せるようになる、と言う人がいるけれど、それは努力して英語をコピー出来る環境やコミュニティを掴めということだと思う。まだ英語全然話せない私が言うのもなんだけど、ゼロスタートの私だからこそ、単純によく耳にする表現やフレーズを聞き逃さないようにしてコピーする→使ってみる→習得するの流れをたくさん実践することが近道だと実感している。あとは私も頑張ります。笑
②第二外国語はスペイン語をオススメする!
これは南米に近いフロリダにいるからかもしれないけど、とにかくスペイン語を話す人が多い!!来る前からわかっていたけど、これはかなり想像以上。他の州は知らないけど、ここでは街中の表記とかは全て下にスペイン語がついています。ゲストの多くはスペイン語が母国語でも英語を話せるからあまり問題はないけれど、そうでないゲストもいるので、少しでも話せるととても便利。
特にこだわりがなかった私は話す人口が多いからというなんとも単純な理由で第二外国語を選択したけど、あの選択がとても役に立っています。過去の自分に拍手。
どうでもいいけど、UberとかLiftの運転手はほとんどスペイン語圏のおじさん。結構話しかけてくる人もいるので会話の練習が出来ます。笑
③多様性を受け入れるマインドに磨きがかかった
私は自分と違うからという理由で偏見を持ったり差別や排除をする行動や考え方が大嫌いなので、というよりむしろ周りと違う人に興味を持つ人間なので、多様性という言葉が好きだったけど、やはりアメリカと日本は違う。
いくら多様性を受け入れるマインドを持っていても、日本に住んでいたら大体みんな同じ価値観を持つ日本人だから特に困ったことは起きなかった。今では一緒に住んでいるルームメイトも全く異なる文化の持ち主、なんなら毎日働く職場に来るゲストは世界中からやって来る。逆に共通点の方が少なかったりするのです。
私はレストランのサーバーなので、食に関する異文化に直接遭遇することがたくさんあります。ヨーロッパの人にアペタイザーを食べ終わる前にアントレを持って行ってはいけない、メキシコ人にお待たせいたしましたはあまり言わない方が良い、中国人は8割お湯を頼むなど(笑)ゲストから変わったお願いをされることもあります。この国の人だからこう、というわけでもなく、さらにゲストによってお箸が使えなかったり、おしゃべりが好きだったり、嫌いだったり、日本食が口に合わなかったり、日本食を好きになってもらえたり、本当に色んな人がいます。
ただの留学じゃなくて、サーバーというお仕事をさせてもらえているからこそ、人それぞれ色んな背景と文化を持っているということを知るだけでなく、私自身がそれを読み取って、されに受け入れた上で一番心地良く過ごしてもらえるように努力をする、ということが出来るのだなとポジティブに考えることが出来ます。
④車がないとしんどい
これは本当にそのまま笑
今住んでいる寮はディズニーから車で15分くらいのところにあって、普段の通勤やディズニーの施設に行く時はキャスト専用のバスに乗っているけど、その他の買い物やダウンタウンに行きたい時、ちょっと遠出したい時は車がないと超不便。
大体ローカルのバスを使うかUberを使うかの二択だけど、Uberは単純に割り勘しないと高いしローカルのバスは、現地で車を買えない人、つまりお金のない人が乗る乗り物、という認識のようで、かなり治安が悪い。
フロリダがなのかオーランドがなのかは良くわからないけどとにかく想像以上にど田舎なので、車があるのとないのとでは大違い。。
ちなみに私は日本で何十万も払って免許を取りたくないので、出来ることならばこっちで免許を取って帰りたいと思っています。(こっちだと1万円以内で取れるらしい、、!)どうせ日本に帰って運転することなんてないから事故る心配もないはず。笑
⑤自分に合っているのかは正直よく分からない
私が勝手に思うに、留学後の人はやっぱり日本が大好き派か、向こうに帰りたい派に別れる気がする。私も初めてだから自分はどっちになるかな〜と思って3ヶ月が経ったけど、まだ正直どっちに傾くかわからない。でも確実に日本の住みやすさは痛感している。日本は文字通り住みやすすぎる。東京の暮らしに戻りたいな、と思う時もあるけど、あの窮屈な感じはもう嫌だなと思う時もある。
あと、親の影響かもしれないけど、私は洋風の建物や物が大好きだから、そういうものに囲まれて暮らせるのは幸せだなと思う。シンプルで洗練されたいわゆる「オシャレ」なものが好きなんだろうと思うけど、(多分みんな好きなんだろうけど笑)それは洋風だから和風だからとかではなく、今のところ洋風なものに多いからだと思っている。伝わるかわからないけど、日本人は他の国の人達に比べてそういうこだわりとかセンスがあまりない気がしている。それに比べて欧米のデザインとかはちょっとしたものでもやっぱり色合いとかが綺麗だし、見やすかったり見ていて心地よかったりする。
日本文化も繊細な色使いとか溢れているんだから、そのオシャレさももっと引き出されたらいいなーと今ふと思った。
別にどっちが合ってるか決めなきゃいけないわけではないけど、アメリカで1年暮らしてみて自分がどう感じたのか、何に囲まれてどんな環境で生きたいのかはちゃんと覚えておきたいなと思っています。
最後に、働いてみて思ったこと。
これは今の自分の環境に限った話ではあるけど、同じポジションで休学して参加している人は21人中3人。同期の中では私一人。ということは、私以外は全員社会人経験者か、新卒として来ているのが事実。もちろんフルタイムで働くことも初めてだし、自分で大金を稼ぐのも初めて。最近ようやくじわじわとそれを実感しつつあって、ちょっと戸惑っているところ。
いくらインターンをしたり社会人と関わりの多い学生生活を送っていたとはいえ、それと実際に社会人として働くことは全く別。それはみんなわかっているから、最初は無意識に周囲の目が割と気になって、学生だから出来ないとか、学生だから仕方ないとか絶対に思われたくなくて、不安ながらも頑張っていたと思う。
でも、こんなに貴重な経験は他にはないということも実感していて、色んな社会人経験をした方達と一緒に働くことが出来る、自分がマイノリティだからこそ存在価値を発揮出来る、こんな環境は二度と訪れないんじゃないかと思うほど貴重だなと思います。
他にも、お給料が週休だったり、チップ所得制だったり、初めての社会人経験にしては日本と異なる点が多すぎますが、きちんと責任を持ってお仕事をする、という意識は少しは身についたかなと思います。
毎日10時間走り回ってしゃべりまくるハードワークですが、やっぱりキャストとして接客をすることはすごく楽しいです。国や言語が変わっても、そう思わせてくれるキャストという経験、ディズニーという場所はやっぱりすごいなと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
始めて挫折した日。そんな自分を認めた日。
こんにちは、晴香です。
CRプログラムを通して1年間フロリダのウォルトディズニーワールド、エプコット内の日本館で日本人としてキャストをしています。
昨日、こっちに来て初めて挫折を味わった。
あんまり失敗談とか人に言いたくないタイプだし、挫折という表現が適切かはわからないけど、ちょっと苦しくて、そして絶対に忘れてはいけない日、忘れてはいけない出来事だと思ったので、記録してちゃんと内省したくて書くことにしました。
急に何かが崩れ落ちた瞬間。
昨日はいつも通り(と言ってもデビューしてからまだ2週間)にサーバーをしていて、ディナーの予約数が多いことは知っていたけど、今日も頑張ろ!っていつものポジティブマインドでディナーのゴールデンタイムに突入。
途中まで今日はいい感じ!とさえ思っていたけれど、あるタイミングで自分の持つテーブルが全て満席どころかゲスト数が席に対してオーバーしている+全席イレギュラー対応+初めてのイレギュラーが重なってしまって。
その時はまだ、ちゃんと自分の頭で考えて効率よく動けば乗り越えられるはずと思っていたけれど、初めてのイレギュラー対応のテーブルで私がゲストにちゃんとプランとチェックの説明が出来ず、ゲストの怪訝な様子を見たらもっと何も言えなくなってしまった。テンパるというよりは、ちゃんと対応出来ていないこととゲストの不安そうな顔に直面して自分でもうまく説明できないくらいどうしようもない感情が込み上げてきて、優しい先輩が助けてくれたのに、ああこんなことで落ち込んでいる場合じゃない、次はあれとこれを同時にやって、これもやってその前にこれも、、って頭をフル回転しようとしたら、もう本当にわけがわからなくなってしまって、涙がぶわーって出てきてしまった。
泣いてる場合なんかじゃないのに、人に迷惑かけることがこの世で1番嫌なのに、自分の弱い姿を人に見られることは何よりもしんどいのに、何よりゲストが私のことを待っているのに、楽しい特別な思い出を作ろうとここに来てくれたのに、私がそれを奪ってしまったかもしれない、、って思ったらもうどんどん涙が溢れてきて自分でも手に負えなくなってしまった。
その後は落ち着くまでに時間がかかってしまったし、私が責任を持つべきテーブルを同じく忙しい先輩方に手伝ってもらってしまったし、責任を全うできない上に周りにもたくさん迷惑をかけてしまったことが本当に申し訳なくて悔しかった。
その出来事がクローズ間近だったから、その日は結局挽回なんて出来なくて、自己肯定感がどん底な状態で帰宅。
何でそうなったんだろう。
先輩は優しくて、こうなってしまう前にちゃんと助けを求めてねと言ってくれたけど、こうなってしまった原因はなんだったんだろう。
先を予想して早めに助けを求めなかったこと?
オペレーションを全て完璧に頭の中に入れていなかったこと?
ゲストとコミュニケーションを取るための英語力?
そもそも働くということに対する甘い考え?
多分全部だと思う。それは間違いない。
でも、今回のシチュエーションでは、ゲストと適切なコミュニケーションが取れていたら、何事も起こらなかった。致命的だったのは、完全なる私の英語力。と、コミュニケーション力。
とりあえずの今まではゲストを不快にさせてしまうような出来事はなかったし、英語が通じなくてどうしようも出来ない状況に陥ったこともなかった。最初は英語で接客をすることがすごく不安で、とにかく流れをこなすことばかりに集中していたけど、慣れてくるうちにもしかしたら自分もここでゲストを楽しませることが出来るかもしれない、と思い始めた矢先の出来事だったから、なおさら自分に悪く響いた。
自分にも出来る出来る、英語力が全てじゃないってポジティブに考えようとしていたけど、ゲストの前に立つ時は信じられないくらい緊張するし、本当は何か言いたいのに、もっとお話しして日本文化の素晴らしさを伝えたいのに、通じなかったらどうしようとか、変なこと言ってるって思われたらどうしよう、みたいな怖さから、心のどこかで「早くテーブルを離れたい」って思ってしまう自分がいた。
そんなはずはないのに、自分がやりたくてやっているのに、でも怖い。あまのじゃくみたいな自分が理解出来なくて、別に理解出来なくて良くて忘れようと思って、怖いという感情を押し込んでいたのに、思わぬところで飛び出てきてしまった。
私ってどんな人間だったっけ。
いつものポジティブな自分だったら、過去を引きずっても誰も得しないし意味がない。そんな暇があったらもっと次に出来ることがあるはず。って前に進もうとするけど、今回はそれをしちゃいけないと思った。
失敗に落ち込みすぎず次に進もうとすることは自分の強みでもあると思っているけど、反省しきれていないせいで反面同じ過ちを繰り返したり、それによって人に迷惑をかけたりすることは自分の大きな大きな弱みであることも自覚している。自分が苦しみたくないから、失敗を自分に落とし込む努力を怠ってしまうことも知っている。
自覚しているし知っているけど、それが自分の弱みと割り切ってしまう弱さに気がついた。
私はどんな人間で、今何に向き合うべきなんだろう。
①プライドが高い(変に自己肯定感も高い)
プライドなのかなんなのかわからないけれど、昔から、あの人に出来て自分に出来ないわけがない。自分にも出来る、やれる。だって悔しいから。みたいな人間だった。だからかわからないけど、人に助けを求めたり弱い部分を見せることは、自分が出来ない人間だって自分からアピールしているような気がして、どうしてもそれが出来ない人間になってしまった。
②全てにおいて考えが甘くなりがち
上のと似ているけど、変な肯定感から、自意識過剰になることがある。自分にも出来る、大丈夫って思った瞬間に努力を怠ったり、慣れて安心すると油断した気持ちが芽生えたりする。すごく自分の嫌いなところ。これは人間皆同じかもしれないけど、それでもやっぱり自分よりもきちんきちんと継続的に努力をして完璧にこなそうとする人はいるわけで、なんで自分には出来ないんだろうみたいに思う。だからちゃんと意識して克服しなきゃいけないところ。今回の件も、全て手順通りに少しのミスもないように進めていたら、起こらなかった出来事かもしれなかったから。
③英語力が足りていない
これはもうそのまま。ゲストのリクエストに答えられなかったり、聞き間違えたり、伝えられないことは、直接的にゲストの満足度や感情に繋がる。キャストは紛れもなく言葉とコミュニケーションを通してゲストに幸せを届けることが使命だから、それを忘れてはいけない。
今回の失敗と内省から学んだことはたくさんあるし、今自分に足りないことも、今後克服していくべきことも少しは明確になったかなと思う。
ゲストにもキャストにもたくさん迷惑をかけて得た学びや気づきだから、これを無駄にしないように、ロスした分これから出会うゲストを笑顔に出来るように、明日からは人一倍頑張っていくと決めました。
長い長い反省文、最後まで読んでくれてありがとうございます。
本当にやりたい事なら逃げないでしょ。
こんにちは、晴香です。
CRプログラムを通して1年間フロリダのウォルトディズニーワールド、エプコット内の日本館で日本人としてキャストをしています。
先日、中高の恩師の先生が、学校の公式Facebookページで私とこのブログを紹介してくださいました。まだ機会に飛び込んだだけで自分が何をしたってわけではなくて、逆に私が元気と勇気をもらってしまった。
こういう互いに勇気を与え合う言動って素敵。
本当にありがとうございます。
誰かに関心を持つって当たり前のようでハードルが高いことだと思うから、直接応援の気持ちを届けてもらえたりした時は本当に本当に嬉しい。
(あんまり更新できていないけど、ブログ読んでるよ!と言ってもらえるのも本当に嬉しい。ちゃんと書きます泣)
今回は、私がこのプログラムを選んだ理由を時系列で思い出しつつ具体的に書いていこうと思います。なぜなら、私がCRプログラムに興味を持っていろいろ調べていた時、どんな人がどんなことを思って応募しているんだろうということを知りたかったから。
CRプログラムに興味がある人、自分が本当にやりたい事に出会いかけている人に読んでもらえたら嬉しいです。
高校2年生の夏
2013年の8月。もう何年ぶりかわからないくらい、前回の記憶が全くないくらい久しぶりに家族でディズニーに行った。それまでは周りのみんなと同じように普通にディズニーは好きだったけど、あの時はなぜか自分でもびっくりするくらい、すごくすごく衝撃を受けた。何に衝撃を受けたのかというと、
- 今、自分が幸せだと思える(信じられる)場所であること。
- ここに来た誰もが一人残らずそう思える事。
- それを計画的に作り出している人達がいるという事。
きっとディズニーに限定されたことではないだろうし、ごくシンプルな当たり前なことばかりだけど、みんなが当たり前でしょって思うことだからこそ、その過程や背景が気になった。
ディズニーや旅行から帰ってきた後って、誰もが余韻を感じると思うけど、今回はなぜかその余韻がずっとずっと消えなかった。そして、その理由は簡単で、自分が心から今1番やってみたい事だからだと気づきました。楽しい事ばかりではない人生の中で、今だけは間違いなく幸せだと思える場所ってすごく尊くて私達に必要不可欠で、大きなパワーを持っているような気がしたから。私もその作り手の一部になってみたいと思うようになりました。
(話戻るけど、みんなと同じように普通にディズニーが好きって文章が通用しちゃうのがやっぱりすごいと思う)
大学受験と将来の夢
そんなこんなで真剣に大学受験を考えなければいけない時期になり、自分なりに大学生活で何がしたいのか、どんな条件が必要かを考えました。そしてすごく悩みました。
<大学受験の条件>
・日本より規模が大きく本場のアメリカのディズニーで働く(将来的に、でも1番やりたい。)
→CPプログラム
→カレッジプログラム
→その他
・大学生の間に1年間の留学をする(絶対やる。でもなんで?)
・東京の大学に進学して舞浜でキャストをする(絶対やる。)
1番悩んだのは、地元の愛知県でカレッジプログラム(半年くらいでWDWで働きながら留学するやつ)と提携している大学に行くか、東京の大学に行ってキャストをしながらCRプログラムに挑戦するか。
周りに経験者はもちろんいないし、正直情報もあまりなかったけど、調べた結果CRプログラムに合格さえすれば条件を全て揃えられると思い、東京の大学に推薦で(小声)進学。ただここで問題だったのが、CRプログラムはかなり倍率が高く、全国の大学生どころか経験豊富な社会人もたくさん申し込んでいるという事。大学内で枠を取るカレッジプログラムを諦めたはいいものの、これでCRプログラムに合格出来なかったらどうしよう、と今後の大学生活を真剣に考えれば考えるほど不安で悩んでしまう時期が訪れました。
私は一体何がしたいの?
海外のディズニーで働く事は、私にとって将来的に1番やりたい事、であった事もあって、もしかして他の人達みたいに社会人経験を積んでから、合格をもらえるような人間になってから挑戦した方がいいのかも、とか、皆んなみたいに海外の大学に留学した方がいいのかも、とか、すごくやりたい事だったのに自分自身で不安な気持ちと共に色んな他の選択肢を持ってきてしまい、1番ベストな選択をしたい。でも何がベストかはわからない。みたいな状況に陥ってしまいました。
一度大学の交換留学に申し込もうとTOEFLを受けたり、自分が知らないだけかもと思ってワーホリとかインターンとか色々な海外経験を調べたりしたけど、調べれば調べるほど自分が本当に何がしたいのか見失ってしまいそうでした。
私が今やりたいのは、海外のディズニーで働くこと。Cultural Representative=日本の代表として日本文化と幸せを人々に届ける事。海外の大学で椅子に座って授業を受ける事じゃない。途上国でボランティアをする事でもない。海外の企業でデスクを持ってインターンをするのも違う。これらの経験もものすごく魅力的でたくさん戸惑ったけど、私にはこれだったとしか言えない。
きっと、人それぞれそんな自分にとって特別な経験との出会いがあるはずで、それは自分にしかわからないし、人が良いって言ったから自分にとっても良いとは限らないし、最終的には自分を信じる事が出来る人が、自分が本当にやりたい事を出来るんじゃないかなと思う。
私の場合、考えに考えた結果、CRプログラムはハードルが高いし大きな挑戦だけど、1番やりたい事が詰まっている+お金がかからない(むしろ働くからお金はもらえる)事が決定打となって応募をしました。
え、急にお金?って思われるかもしれないけど、私はただでさえ上京して東京の私立大学に通わせてもらっているので、今は色々な制度があるとはいえ、留学では100万どころか出来る事なら一銭も払いたくありませんでした。CRプログラムはそういった点でも私にとってはパーフェクトな機会でした。
本当にやりたい事なら後回しにしない。諦めない。
無意識に後回しにする理由を用意したり、
自分がビビってるせいで、どんどんチャンスは曇っていくと思う。
でもそれが普通なんだと思う。
この悩みの他にも忙しかったり両立が出来なくて、何度も応募するのをやめようと思った。本当はやめたくないのわかってて、でも何がベストかわからなくて、みたいな。
でも今はどれだけ無理な理由があっても、自分を信じてベストを尽くす事がベストなんだろうなって思う。本当にやりたい事なら。
さっきも同じような事を言ったけど、自分を信じる事は本当にやりたい事を見失わない事と同じなのかなとも思う。
割と本当に自分がやりたい事って、周りと比べたら変かな、とかなんかちょっと違うかな、とか自分だけかなどうしようみたいに思いがちだけど、だから自分の個性で、やってみたらきっと1番楽しくて幸せな事で、私はそれをやるべきだと思う。
私の場合は、それが海外のディズニーで働く事でした。
ただこれは機会でしかないから、もっともっと具体的に自分が何をしたいのか(ここWDWでもそうだし、このプログラムが終わってからも)はちゃんと考えていきたいなーと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
「本物の」日本文化を伝えたい。私がここでしか出来ないと思うこと。
こんにちは、晴香です。
CRプログラムを通して1年間フロリダのウォルトディズニーワールド、エプコット内の日本館で日本人としてキャストをしています。
昨日はキャストイベントのプールパーティーに行ってきました。
ウォーターパークの1つ、タイフーンラグーンを貸切!
オリジナルTシャツが配られたりDJがいたり花火上がったり、アメリカの(ディズニーの)イベント企画力に心底感動した、、
さて、渡米から1ヶ月が経ちました。(話の切り替え方がヘタ)
まだまだ先輩方には助けてもらいっぱなしですが、いよいよトレーニング期間が終わり、一人立ちする時が来ました。
この1ヶ月間は感じることも考えることも多くて、でもものすごいインプット量ととにかく体を動かすことにフォーカスしないといけない状況で、なかなか落ち着いて自分の頭の中を整理する時間がなかったのですが、今の自分の状況と、これから本格的に日本館のキャストとしてデビューする自分が何をしたいのか、何をしにここに来たのかを振り返る記事にしたいなと思います。
新しい環境に期待はしない
前にツイッターでもつぶやいたけど、全てが新しすぎて自分を見失いそうというのは本当に今も強く思っていて、新たな環境で新たなスタートをきるというよりも、いかに前後の人生と繋げるかを大切に1年間を過ごしたい。だから、自分だけはリセットされてしまわないように、って今は思っています。
でも全てが新しいからこそ、今まで気づきもしなかった自分の弱点や嫌でも向き合わなければいけないことにぶつかる感覚もあります。
結局それと向き合わなければ環境と機会を活かせずに、リセットしないくせにアップデートもされない状態になってしまうような気がするので、常に自分に問いかけていたいなと思います。
「本物の」日本文化を伝えたい。
私がここに来た理由。
なんかすごくシンプルで単純で誰でも言ってそうなセリフだけど、私にとってはすごく複雑で、難しくて、深刻なこと。
世界はこんなに繋がっているのに、当たり前に行き来出来るし情報だっていくらでも交換出来るのに、偽物の「文化」が蔓延している。
うまく言葉に出来ないけれど、私は日本に限らず文化の勘違いを目の当たりにした時、なぜかものすごく悔しく、腹立たしく、悲しくなります。そして逆に、日本人である私を通して「へえ、今の日本ってそうなんだ!」「だから日本人はこうするのか!」と本物の文化を知ってもらえた時、心の底から嬉しくなり、感動を覚えます。
ここアメリカに来てからもよくこんなシチュエーションに遭遇します。
両手を合わせてお辞儀をされる。
「なんで日本館なのにチャーハンと春巻きがないの?」と言われる。
私達日本館のキャストは、まずゲストが来たらまっすぐに立ち、「いらっしゃいませ」ゲストが帰る時には「ありがとうございました」と言ってから左手を上に、両手をおへその前で重ねてゆっくりとお辞儀をします。
ゲストの質問には、「日本人も好んでチャーハンや春巻きを食べますが、元々は中国の料理なのでここにはないんですよ。でも代わりにうどんや天ぷらと言う日本でしか食べられない料理があります。」とお伝えします。
とっても些細なことでなんじゃそれって思われるかもしれないけど、これが私がここでしか出来ないと思ったこと。
" 世界中からあらゆる人が集まるこのウォルト・ディズニーワールドで、もしも日本人として生まれて21年間日本で育った私が、本物の日本文化を伝えられたら。本物の日本の文化に触れたことを、誰かに伝えたくなるような、一生の記憶に残るようなマジカルモーメントに出来たら"
少しでも多くの人がその土地の文化に興味を持ち、その土地の文化を尊重し、そこから学び合い理解し合おうとしてくれるかもしれない。それが平和に近づく1つの道なのかもしれない、と考えていました。
苦しんでいる人を助ける、困っている人に手を差し伸べる。
みたいに、直接的に誰かを救うことはきっと出来ない。
じゃあこれって社会貢献と言えるのかな。ただの自己満足なのかな。
というか本当にやる意味あるのかな。
私の周りには、困っている誰かのために何かをしたいと考えてそれを行動に移すことが出来る素敵な人達が本当にたくさんいたので、いつも自分がわがままで自己満足な考え方をしているような気がして、すっごく悩んだこともありました。正直今もちょっと悩んだりします。
でも、私はこれがやりたい。
世間知らずで自分が生きたいように生きているだけのやっぱりわがままな自分だけど、今はこれだ!!!と自信を持って信じることに時間と労力を費やしたいと思っています。
文化を尊重する(本物を知ろうとする)ことが当たり前になれば、きっと今より平和でワクワクした世界になるはず、って信じています。
「文化」は結局、人に繋がる。
これは前から薄々思っていて、日本館でキャストをするようになって確信し始めたことです。どの記事を読んでも文化文化でもはや自分の中でもマジックワード化している文化。
結局文化ってなんなんだろう。
これはまだ自分の考えは出ていないけれど、建造物、食べ物、伝統衣装、伝統工芸品、言語、宗教、その土地に住む人達を取り巻く全てが文化と言えるのはまあ当たり前だと思います。
でも、建造物を見たところで、料理を食べたところで、「わーすごい。」「わー美味しい。」で終わっちゃうような気がします。表面的には今まで知らなかった文化に触れて理解したつもりでも、それだけじゃ本物の文化を知ったことにはならない気がする。そのもう一歩先が欲しい。
そこでやっぱり辿り着いたのが人。
その文化のらしさを引き立たせ、嘘偽りのない100%確実に本物の文化を伝導出来るのは文化そのものでもある人。全ての文化はそこにいる人が作り出したものなんだから、当たり前だけど。国民性という言葉が当てはまるのかはわからないけど、価値観だったり、立ち振る舞いだったり。さっき文化から学んで理解し合う世界になって欲しいと言ったけど、最終的には自分とは違う人から学ぶ、自分とは違う人を理解する、になったらいいなと思います。というかそこに繋がるんじゃないかなと思います。
でも、意外とそういう機会ってないんですよね。
あったらいいなーで終わっちゃうやつ。
(だからこそ自分のミッションにしたいな、と思う)
私自身、自分の足でその国に行って、その国の人と関わって、そこで初めて本物の文化を知りました。でもなんかこういうのって、異文化交流するぞ!とか、文化を理解するぞ!なんて誰も思っていなくて、私自身も文化を伝えたいって言ってるけどみんなもっと旅行とかして文化理解しに行こうよ!というわけではなくて、ディズニーのように訴求力を持つ場所だったり、何かを通して、気づいたらあれ、もっと知りたいかも。あれ、なんか知れてよかったかも。みたいな状態を作りたいなーなんて思ったりします。
誰かが伝えないとわかんないし、ずっとそのまま。
このCRプログラムは、こんなことを考えている私にとって絶好なチャンスなのでありました。
(力尽きた)
最後までお読みいただきありがとうございます。
ハネムーンでいらっしゃった日本人の素敵すぎるカップルからいただいたメッセージ。
とてもとても嬉しかった泣
渡米からもう直ぐ1ヶ月! エプコットと日本館に愛着が湧いてきた。
こんにちは、晴香です〜
CRプログラムを通して1年間フロリダのウォルトディズニーワールド、エプコット内の日本館で日本人としてキャストをしています。
前回の更新から2週間ほど経ってしまいました。
ほーーーんとに忙しかった!!泣
忙しいというか、インプットの嵐で頭パンク寸前で仕事以外のことはもう考えられないくらい脳内がキャパって、OJT2日目の朝に平熱35.5度の私が38度の高熱を出すというプチハプニング。
丸一日、10時間働いたら完治しました。←
オーランド到着
↓
手続きや社内制度の説明など(数日)
↓
面接とポジション発表
↓
座学研修(2週間)
↓
OJT(5日間)
↓
今ココ!
こんな感じで、長い長い、ながーーーい研修がやっと幕を閉じました。
元フードのキャストとはいえ、前はショーレストランだったので、英語での接客はもちろんのこと、キャッシャーやオーダーテイクも初めて。さらにこちらのフルサービスレストランではテーブルチェック(お味確認)があったりチップ制度だったり、初めてだらけでもう頭抱えちゃいそうでした。
普通のバイト感覚だったら私でもこんな頭抱えるとか思わないだろうけど、ゲストはそこらへんのレストランに行く感覚では来ていないんですよね。
何ヶ月も前から計画をして、一生懸命働いて欲しいものを我慢してお金を貯めて、飛行機に何時間も乗って、慣れない土地でやっとのことでパークにたどり着き、さあ楽しむぞ!と期待に胸を膨らませたゲスト。そうやってゲスト一人ひとりの背景を考えたら、最大限のおもてなしをしたい!という気持ちが溢れ出て来ます。でもそのワクワクした気持ちがある一方で、その期待と同じ重さの責任も感じます。私達のふとしたミスや気遣いの足りなさ、まあいいかと言う気持ちのせいで、ゲストを悲しませることになってしまいます。
良い意味で期待値が高すぎるからこそ、少しの油断も許されないのです。
だからこそ特別な場所(=夢の国)が存在し続けているのだと思います。
そしてこの期待値の高さが、私がここで働きたいと思う大きな理由の1つです。
さて、今回は私のポジションのOJTが終わったということで、私が働く場所、エプコットの特別さと素晴らしさを紹介してみたいなと思います。
日本館の詳しい紹介はまた今度、、!
私のロケーションとお仕事(ポジション)
前から何度も言っておりますが、私が働くロケーションは日本館で、その中でもTOKYO DININGと言うフルサービスレストランです。
(この前行った時に撮った店内)
(Dragon Monster Roll めっちゃ美味しいんだこれが!!)
このCRプログラムでは、選考の段階で
・フルサービスレストラン(唯一チップ所得制)
・クイックサービス
・ストア
のどれかに決まった状態で合格通知が届きます。
私は圧倒的にゲストとのコミュニケーションが多い&日本食を通して文化を伝えるフルサービスが良かったので、第一希望にしていました。
日本館にはフルサービスレストランが2つあって、
私が働くTOKYO DININGの他にTEPPAN EDOという、鉄板焼きのレストランがあります。(エプコット内でもめちゃめちゃ人気!)
(この右のお寺みたいな建物がレストラン)
この2つのフルサービスレストランに配属が決まっていても、入社後の面接にて細かいポジションに振り分けられるのですが、そのポジションによって仕事内容は全く違います。
TOKYO DINING
・サーバー
・ゲストサービス
・寿司シェフ
TEPPAN EDO
・サーバー
・ゲストサービス
・鉄板シェフ
こんな感じ。
ゲストサービスは着物を来て予約の管理やお席への案内など受付業務をする方達で、実際の接客は全てサーバーが行います。ここが一番違うところで、TEPPAN EDOはシェフがおしゃべりしながら目の前で調理をするのに比べて、TOKYO DININGではお料理や飲み物を運ぶのは全てサーバー、ゲストとお話しするのも全てサーバーなのです。
配属面接で「君、グラス何個持てる?」「ワイン開けれる?」などと聞かれたくらいなので、絶対にサーバーだろうなとは思っていたけど、ゲストと一番長い時間接する事ができるポジションになれたことは本当に嬉しい!今はフローをこなすことで精一杯だけど、段々余裕が持ててきたらたくさん日本のことをお伝えしたいな、と思います。
(コスチュームはこんな感じ。長いエプロンがかっこいい。)
エプコットってどんな場所?
ご存知の通り、WDW(ウォルト・ディズニーワールド)には4つのパークがあります。
・マジックキングダム
・ハリウッドスタジオ
・エプコット
エプコットは、ウォルトが計画していた「実験的未来都市」"Experimental Prototype Community of Tomorrow"の頭文字が由来だそうです。(私は来るまで知らなかった)
エネルギーや大地の恵みなどをテーマに人類の過去と未来を映し出すフューチャーワールドと、世界各国の伝統文化をショーや食事などで紹介するワールドショーケースの二つのエリアに分かれています。日本館があるのはもちろんワールドショーケースです。
ちなみに、日本館のコンセプトは、
伝統と革新が共存する「調和の国・日本」だそうです。
ワールドショーケースには、日本館を含め、世界11カ国(メキシコ、ノルウェー、中国、ドイツ、イタリア、アメリカ、日本、モロッコ、フランス、イギリス、カナダ)のパビリオンがあります。レストランやショップはどの国にもありますが、アトラクションやグリーティングはあったりなかったりです。
私がエプコットに惹かれる理由
皆さん万博って知ってますか?
そう、2005年に私の地元愛知県で開催された、愛・地球博。(懐かしい泣)
私は当時小学校低学年だったのですが、もう数え切れないくらい行きました。もはや記憶も曖昧なのですが、記憶力が最悪な自分の中では結構鮮明に覚えている方の出来事です(笑)
こっちに来てから、もう何度もエプコットに訪れましたが、最初行った時、「万博やん!!」ってなりました。あの時のワクワクが全部蘇ってきて、本当に幸せな何とも言えない感情になったのを覚えています。
随分と昔のことなのですが、本当に万博が好きだったんです。
地域ごとにエリアがあって、その中で国ごとのパビリオンがたくさんあって、その国の人、その国のご飯、その国を象徴する建物、お土産、そして漂う匂いと空気。日本にいながら世界旅行をしている感覚がとっても好きでした。
今思うとかなりクオリティも高く作り込まれていて、短期間で全部壊しちゃったのもったいないなあと思います。
文化ってこんなに多様性があるんだ、知らないことばっかりだ、新しい文化に触れるってこんなに楽しいんだ、こんなにワクワクするんだ、って、子供ながらに純粋に感動していました。何回も何回も行ったのに、行くたびに新しいものを見つけたり、気づいたり、そういう発見が単純に楽しかったのだと思います。
万博のために、文化を伝えるために日本に集まってきてくれた、パビリオンで働くお兄さんお姉さんに感謝を伝えたくなって、謎に折り紙を作って配り歩いてたなあ笑笑(今思い出すと本当に恥ずかしい)
そして今度はアメリカで日本館に来てくれたゲストに折り紙を渡すというね。やっぱり折り紙はすごいです。(なんか違う)
何が言いたいかというと、
世界各国のリアルな文化が一度に集結している素敵な場所がエプコット!
こんな場所で働けるのは幸せの極み!みんなにも来てほしい!
以上です。笑
私もまだまだ開拓しきれていないので、今度ゆっくり一つひとつの国を回ってみたいなと思います。パビリオンごとに雰囲気とか匂いが本当に違うし、何より30秒歩いただけでまるで別の国に来たような感覚がとてもとても不思議で楽しいです。
WDWに遊びに来た際にはぜひ日本館に来てくださいね!
私がウォルトディズニーワールドの日本館で日本人キャストとして働く理由。
こんにちは、晴香です。
CRプログラムを通して1年間フロリダのウォルトディズニーワールド、エプコット内の日本館で日本人としてキャストをしています。
毎日毎日思っていました。
今日こそはブログを更新するぞ!と。。(また始まる言い訳シリーズ)
渡米するまで予定は全く知らなかったのですが、思っていたよりも研修が長くて、バタバタした毎日を送っていました。
何より私は典型的な夜型。
日本では午前中って意味あるの?
10時前に起きてる人って体のメカニズムどうなってるの?
って感じだったのに、毎朝6時台に起きている自分に未だ戸惑っています。本当に混乱する。もはや時差ぼけとかじゃないこれは。
今私はまだ研修中なのですが、その研修の中で、私がどうしてもここで働きたかった理由を思い返す瞬間が沢山あったので、初心を忘れないように今このタイミングで書き留めておきたいなと思いました。
まずはじめに
このCRプログラムの参加者は、とても多様性に溢れています。
企業を退職して来た方、休職している方、小学校や幼稚園の先生をしていた方、大学を卒業して新卒で参加を決めた方、そして私のような大学休学組。(意外にも私の歳が最年少だった)
当たり前だけど、それぞれここに来た経緯やプログラムにかける想いは違うと思います。少なくとも私にとっては、休学してまで海外で1年働く、ということ自体がとてもとても大きなことでした。留学やインターンで休学する人が増えているとはいえ、1年生の頃から漠然と休学したいと思っていたとはいえ、いざ3年生になってみると、休学してまでやる価値のある経験かどうかという事をよく考えるようになりました。
よく考えた上で決意した1年間です。
これまでも、これからもやりたい事が詰まりに詰まったプログラムに参加する権利を手に入れました。これが私の1年間を捧げるに値する経験になるかどうかは、私次第だと思っています。
そんな気持ちを抱きつつ、毎日ハードな研修を受けている時にふと思い出した事、参加する前から思っていた事などをまとめたいなと思います。
ディズニーが創り出す「非日常」空間
皆さんはディズニーから帰る時、どんな感想が頭に浮かびますか?
「また来たいな」
「楽しかったな」
とかでしょうか。私もこれは口から出ます。
「よし、明日から頑張ろ!」
「こんなに笑ってはしゃいだの久しぶりだな〜」
「なんかエネルギーチャージされたわ」
なんて思った事はないですか?
これなんです。
私は非日常的な体験こそが、日常の人生を充実させる大きな鍵だと思っています。夢は夢。現実は現実。ではなく、誰もが自分次第で自分の人生を磨き上げる事が出来るはずです。
自分が持っている固定観念や常識を覆すような日常には存在しない体験。それらを通して得た感情は、きっと日常には現れない新たな(本当の?)自分だったりするんじゃないのかなと思います。
毎日周囲の環境や人に影響されながら自分を形成していくのが人間です。そんな私達が非日常に触れる事で、ありのままの自分を思い出して、そんな自然体の自分を大切にして欲しい、そのきっかけを作りたいと思うのです。
そして、その非日常は五感でフルに感じられる「空間」であればあるほど、その効果は大きいのではないかと考えています。
だからディズニーなんです。
大人も子供も、ワクワクせざるをえないこの不思議な空間のメカニズムはまだ私にもわかりません。でもそれが知りたくて私はキャストを2年間続けたし、今はこうして国を超えてその非日常の持つパワーを解明しようとしています。
ディズニーに行くとみんな楽しいなんてことは私も知っています。みんな知ってます。 だからこそ、なんで?が気になって仕方がないのです。
ディズニーが創り上げている五感で感じる非日常的な空間は、もっともっと多くの人に幸福感を届けるための鍵を握っているような気がしてならないので、毎日実体験を通して(自己満足ではあるけど)考えていきたいなと思っています。
「本物の日本文化」を伝えたい。
皆さんがこれまでの人生で1番印象に残っていて、「あれは最高だったわ〜」と感じた瞬間はいつですか?
私は、1つは選べないんですが(オイ)出会ったことのない文化に自分が入り込んだ時にそう感じます。これも明確な理由とかまだなくて感覚的なものだけど、すごく気持ちが高ぶって嬉しくて尊くて感動を覚えるんです。
もっと多くの人に文化の魅力をシェアしたい。文化の魅力を分かち合って、互いを尊重し合う世界になって欲しい。そんな気持ちとともに、その裏で偽物や間違った文化が広まるのは嫌だ。と思うようになりました。
私がこれから働くのはディズニーの中にある日本館というパビリオン。キャストは全員日本国籍を持つ日本人です。日本館という場所も、一度目を閉じて開けたらまるで日本にいるような感覚になるほど、徹底的にリアルな日本が再現されています。
そんな素晴らしい空間でリアルな日本人の私が、リアルな日本を、日本の文化を沢山のゲストに楽しんでもらえるように、もっと興味を持ってもらえるようにお伝えしていきたいと思っています。
深夜テンションで文章がぐっちゃぐちゃですが、もう少し生活が落ち着いたらもっと色んな想いとか気づきを書いていきたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
CRプログラム、最初の3日間(日記)
本当はもっと早く更新したかったのですが、この通りオーランドに到着してから4日も経ってしまいました。と言うのも、ブログを更新している暇がないくらいずっと動き回っていたから、、
立派に言い訳をしていますが、暇が大嫌いな私にとっては最高の出だし。
今回は普通の日記になりそうです。
CRプログラムの最初ってこんな感じなのね〜と言った感じでサクッと読んでいただけると嬉しいです。あとこっちに来て気づいた事とかもぽつぽつ書いていこうと思います。
なんせ初めてのアメリカ&海外への長期滞在なので!!!
いきなり話が逸れますが、CRプログラムの参加者は過去に1年留学していた方やその他長期の海外経験がある方ばかりです。みんな英語ペラペラ。
英語を勉強したり習得する機会ではなく、英語を使って働く機会なので、私のように現時点で全く英語でコミュニケーションが取れない人は本当にマイノリティ。よく受かったな本当に。
それはさておき、早速渡米後の数日間をどのように忙しく過ごしたのかを記録していきたいと思います!
- Day 1 ( 2018.4.2 ) 空港泊&寮に到着!
- Day 2 ( 2018.4.3 ) 初のSession&買い出し&Disney Springs
- Day 3 ( 2018.4.4 ) Disney Resort 巡り!
Day 1 ( 2018.4.2 ) 空港泊&寮に到着!
10:40 成田発(11時間のフライト)
ダラスでトランジット(5時間)
16:30 オーランド着(3時間のフライト)
こんな感じのフライトで無事オーランドに到着し、その日はオーランド空港内のホテルに一泊しました。
(こんな感じで普通に空港の中にあった)
次の日は朝の8時に集合。
みんなでバスに乗ってそれぞれのhousing complexに移動。
のはずだったのですが、チェックインまでにかなり時間があったので、そのままバスでWalmartに行き、生活用品を揃えるためのお買い物をさせてもらいました。
ちなみに私達プログラム生はみんなDisney Housingという寮で暮らします。
ここには世界各国から来たプログラム生、つまりディズニーキャストだけが住んでいるので、普通にコスチュームを着たキャストがそこら辺を歩いていたりします。(自分の国のパビリオンで働く人ばかりなのでみんな民族衣装みたいなの着ててすごくかわいい)
Disney Housingには4つのhousing complexがあるのですが、私はPatterson Courtという1番新しいところでした。
こんな感じ!これが敷地内にいっぱいある感じ!
思ってたより断然綺麗、、!
お部屋も二段ベットだと思っていたのに普通のベッドだし、2人×3部屋でお部屋ごとにお風呂とトイレと洗面台がついていてこれはレベル高い!寮やお部屋によって違うみたいなので悪しからず。(今回二段ベッドだったという方も結構いた)
中に誰かもういるかなーと思ってドキドキしながら入ると、、
まだ誰もいない!
さらにドキドキしながら待っていたら、次々とルームメイトが到着!
日本人が私含めて2人
イギリス人が2人
メキシコ人が2人
計6人の国際部屋でした!
前々から、日本人だけの部屋になる確率がすごく高いと聞いていたので、まあ仕方ないよなー働くときは英語使うしなーなんて考えていたのですが、まさかこんなインターナショナルな部屋になるとは!
国際部屋にならない限り、仕事以外で外国人の友達は作れないとまで聞いていたので、今回は本当に本当に運が良かった!泣
メキシコ人の子達がルームメイトになったのも本当に嬉しくて、2年間大学でスペイン語専攻していた上に、大学の語学研修使って1ヶ月スペインのバルセロナに行っていた、にも関わらず綺麗さっぱりと忘れたスペイン語をまた勉強できる!
英語とともにスペイン語を習得することがこの1年間の目標の1つでもあったので、本当に奇跡。もう既に来て良かった、、泣
そんな素敵なルームメイトに囲まれて、自己紹介したりおしゃべりしたりして初日を終えました。
Day 2 ( 2018.4.3 ) 初のSession&買い出し&Disney Springs
この日は朝の9時からImmigration Sessionがありました。
大体40分くらいで終わって、次は11時からHousing Session。
同じ日に到着した全員が参加するので、おそらくパビリオンの数である11ヶ国から来たプログラム生が一同に集まりました。(最初で最後なのかな?)
Sessionでは注意事項やら規則やらの説明を受けたのですが、ディズニーでということはもちろん、海外の企業で働くんだという実感が湧いた瞬間でした。留学をしたこともないし海外の企業で働いたこともない私にとっては全てが新鮮で、Sessionのインタラクティブさや巻き込みの上手さ、聞く側もシャイな日本人に比べてすごく好奇心旺盛だったり、今までの環境とのギャップを強く感じました。
そんなこんなで初日の研修が終わり、徒歩で行ける近くのアウトレットでお昼ご飯を食べました。
オーランドプレミアムアウトレット Orlando Premium Outlets
というアウトレットで、結構でかい。
そこからまた歩いてお部屋に戻り、ルームメイトと合流してみんなでWalmartに買い出しに行きました。お部屋は綺麗だけど必要最低限のものしかないので、掃除道具やらキッチン用品やらを買い漁りました。
買い出しも終わったところで、お部屋でゆっくりしようかなーとか思っていたら、メキシコ人のルームメイトが「一緒にDisney Springsに行かない?」と誘ってくれました。この子は以前カレッジプログラムの方でWDWで働いていたそうで、今回は2回目。色々と教えてくれるしアクティブで本当に素敵なルーミー!
もう一人のメキシコ人のルーミーと3人でバスに乗って出発。
ちなみにDisney Springsとは、
店舗の数は 150 以上あり、パーク内で扱っているグッズやディズニーとコラボレーションした有名ブランドのグッズが販売されています。レストランの数も多く、気軽に入れる場所から高級感漂う場所、コンセプトのあるレストランなど様々です。
【ディズニー・スプリングス】をオススメする理由の1つとして、チケットが要らないことが挙げられます。
チケットを購入しなくても WDW のグッズが購入出来たり、オリジナルグッズが作成できるので、オーランドの到着が夕方になった場合などに行くと良いかもしれません。
【完全ガイド】ディズニー・スプリングスのショップとグッズを徹底解説! | the Team TRITON
てな感じの場所で、ディズニーストアやレストランがずらっと並んでいました。ところどころでアトモス(その辺で楽器を演奏したりするやつ)もやっていて、まるでパークの中にいるような感覚。
(気温30度くらい!暑い!)
なんか気づいたらメキシコ人5人に増えてて、側からみたら私アウェイすぎるけど生憎そういうの感じない人間なので普通に楽しかった!笑
Day 3 ( 2018.4.4 ) Disney Resort 巡り!
今日はday off!
ということで、ちょっと遅く起きて何しよっかなと考えていたら、またまたメキシコ人の2人が「ディズニーのホテル巡ろー!」と誘ってくれたので、何をするのかどこに行くのかよくわからなかったけど付いて行きました。
WDW(ウォルト・ディズニーワールド)には、ものすごくたくさんのリゾート&ホテルがあります。(私もWDWに来ること自体今回が初めてでまだ全然把握出来ていないのですが。。)
まず最初に行ったのは、
Animal Kingdam Lodge(ディズニー・アニマルギングダムロッジ)
隠れライオンがいた。リアルなシマウマとフラミンゴも見た。
次に行ったのは、
Coronado Springs Resort(ディズニー・コロナド・スプリングス・リゾート)
プールがでかかった。食べたハンバーガーもでかかった。
最後に行ったのは、
Board Walk(ディズニー・ボードウォーク)
ここもチケットなしで入れるプロムナード。
夕日がとっても綺麗だった、、!
帰宅後はルーミーの友達が遊びに来たりディズニーソングを歌ったり、賑やかな夜を過ごしました。(もう本当にこのクジャク持ってきたの誰)
明日は朝7時のバスに乗って研修に行きます!
最後まで読んでいただきありがとうございました。