渡米からもう直ぐ1ヶ月! エプコットと日本館に愛着が湧いてきた。
こんにちは、晴香です〜
CRプログラムを通して1年間フロリダのウォルトディズニーワールド、エプコット内の日本館で日本人としてキャストをしています。
前回の更新から2週間ほど経ってしまいました。
ほーーーんとに忙しかった!!泣
忙しいというか、インプットの嵐で頭パンク寸前で仕事以外のことはもう考えられないくらい脳内がキャパって、OJT2日目の朝に平熱35.5度の私が38度の高熱を出すというプチハプニング。
丸一日、10時間働いたら完治しました。←
オーランド到着
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手続きや社内制度の説明など(数日)
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面接とポジション発表
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座学研修(2週間)
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OJT(5日間)
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今ココ!
こんな感じで、長い長い、ながーーーい研修がやっと幕を閉じました。
元フードのキャストとはいえ、前はショーレストランだったので、英語での接客はもちろんのこと、キャッシャーやオーダーテイクも初めて。さらにこちらのフルサービスレストランではテーブルチェック(お味確認)があったりチップ制度だったり、初めてだらけでもう頭抱えちゃいそうでした。
普通のバイト感覚だったら私でもこんな頭抱えるとか思わないだろうけど、ゲストはそこらへんのレストランに行く感覚では来ていないんですよね。
何ヶ月も前から計画をして、一生懸命働いて欲しいものを我慢してお金を貯めて、飛行機に何時間も乗って、慣れない土地でやっとのことでパークにたどり着き、さあ楽しむぞ!と期待に胸を膨らませたゲスト。そうやってゲスト一人ひとりの背景を考えたら、最大限のおもてなしをしたい!という気持ちが溢れ出て来ます。でもそのワクワクした気持ちがある一方で、その期待と同じ重さの責任も感じます。私達のふとしたミスや気遣いの足りなさ、まあいいかと言う気持ちのせいで、ゲストを悲しませることになってしまいます。
良い意味で期待値が高すぎるからこそ、少しの油断も許されないのです。
だからこそ特別な場所(=夢の国)が存在し続けているのだと思います。
そしてこの期待値の高さが、私がここで働きたいと思う大きな理由の1つです。
さて、今回は私のポジションのOJTが終わったということで、私が働く場所、エプコットの特別さと素晴らしさを紹介してみたいなと思います。
日本館の詳しい紹介はまた今度、、!
私のロケーションとお仕事(ポジション)
前から何度も言っておりますが、私が働くロケーションは日本館で、その中でもTOKYO DININGと言うフルサービスレストランです。
(この前行った時に撮った店内)
(Dragon Monster Roll めっちゃ美味しいんだこれが!!)
このCRプログラムでは、選考の段階で
・フルサービスレストラン(唯一チップ所得制)
・クイックサービス
・ストア
のどれかに決まった状態で合格通知が届きます。
私は圧倒的にゲストとのコミュニケーションが多い&日本食を通して文化を伝えるフルサービスが良かったので、第一希望にしていました。
日本館にはフルサービスレストランが2つあって、
私が働くTOKYO DININGの他にTEPPAN EDOという、鉄板焼きのレストランがあります。(エプコット内でもめちゃめちゃ人気!)
(この右のお寺みたいな建物がレストラン)
この2つのフルサービスレストランに配属が決まっていても、入社後の面接にて細かいポジションに振り分けられるのですが、そのポジションによって仕事内容は全く違います。
TOKYO DINING
・サーバー
・ゲストサービス
・寿司シェフ
TEPPAN EDO
・サーバー
・ゲストサービス
・鉄板シェフ
こんな感じ。
ゲストサービスは着物を来て予約の管理やお席への案内など受付業務をする方達で、実際の接客は全てサーバーが行います。ここが一番違うところで、TEPPAN EDOはシェフがおしゃべりしながら目の前で調理をするのに比べて、TOKYO DININGではお料理や飲み物を運ぶのは全てサーバー、ゲストとお話しするのも全てサーバーなのです。
配属面接で「君、グラス何個持てる?」「ワイン開けれる?」などと聞かれたくらいなので、絶対にサーバーだろうなとは思っていたけど、ゲストと一番長い時間接する事ができるポジションになれたことは本当に嬉しい!今はフローをこなすことで精一杯だけど、段々余裕が持ててきたらたくさん日本のことをお伝えしたいな、と思います。
(コスチュームはこんな感じ。長いエプロンがかっこいい。)
エプコットってどんな場所?
ご存知の通り、WDW(ウォルト・ディズニーワールド)には4つのパークがあります。
・マジックキングダム
・ハリウッドスタジオ
・エプコット
エプコットは、ウォルトが計画していた「実験的未来都市」"Experimental Prototype Community of Tomorrow"の頭文字が由来だそうです。(私は来るまで知らなかった)
エネルギーや大地の恵みなどをテーマに人類の過去と未来を映し出すフューチャーワールドと、世界各国の伝統文化をショーや食事などで紹介するワールドショーケースの二つのエリアに分かれています。日本館があるのはもちろんワールドショーケースです。
ちなみに、日本館のコンセプトは、
伝統と革新が共存する「調和の国・日本」だそうです。
ワールドショーケースには、日本館を含め、世界11カ国(メキシコ、ノルウェー、中国、ドイツ、イタリア、アメリカ、日本、モロッコ、フランス、イギリス、カナダ)のパビリオンがあります。レストランやショップはどの国にもありますが、アトラクションやグリーティングはあったりなかったりです。
私がエプコットに惹かれる理由
皆さん万博って知ってますか?
そう、2005年に私の地元愛知県で開催された、愛・地球博。(懐かしい泣)
私は当時小学校低学年だったのですが、もう数え切れないくらい行きました。もはや記憶も曖昧なのですが、記憶力が最悪な自分の中では結構鮮明に覚えている方の出来事です(笑)
こっちに来てから、もう何度もエプコットに訪れましたが、最初行った時、「万博やん!!」ってなりました。あの時のワクワクが全部蘇ってきて、本当に幸せな何とも言えない感情になったのを覚えています。
随分と昔のことなのですが、本当に万博が好きだったんです。
地域ごとにエリアがあって、その中で国ごとのパビリオンがたくさんあって、その国の人、その国のご飯、その国を象徴する建物、お土産、そして漂う匂いと空気。日本にいながら世界旅行をしている感覚がとっても好きでした。
今思うとかなりクオリティも高く作り込まれていて、短期間で全部壊しちゃったのもったいないなあと思います。
文化ってこんなに多様性があるんだ、知らないことばっかりだ、新しい文化に触れるってこんなに楽しいんだ、こんなにワクワクするんだ、って、子供ながらに純粋に感動していました。何回も何回も行ったのに、行くたびに新しいものを見つけたり、気づいたり、そういう発見が単純に楽しかったのだと思います。
万博のために、文化を伝えるために日本に集まってきてくれた、パビリオンで働くお兄さんお姉さんに感謝を伝えたくなって、謎に折り紙を作って配り歩いてたなあ笑笑(今思い出すと本当に恥ずかしい)
そして今度はアメリカで日本館に来てくれたゲストに折り紙を渡すというね。やっぱり折り紙はすごいです。(なんか違う)
何が言いたいかというと、
世界各国のリアルな文化が一度に集結している素敵な場所がエプコット!
こんな場所で働けるのは幸せの極み!みんなにも来てほしい!
以上です。笑
私もまだまだ開拓しきれていないので、今度ゆっくり一つひとつの国を回ってみたいなと思います。パビリオンごとに雰囲気とか匂いが本当に違うし、何より30秒歩いただけでまるで別の国に来たような感覚がとてもとても不思議で楽しいです。
WDWに遊びに来た際にはぜひ日本館に来てくださいね!