アメリカで働いてみて、日本人に可能性を感じた話。
これを読んで思ったのです。
確かに。と。
私は今、半分ディズニーというアメリカの会社、半分は三越という日本の会社の契約社員として働いていて、現場で働いているほとんどは日本人。でも、こんな職場環境だからこそ、アメリカはもちろん、世界中から来た人達と一緒に働いている。
私達の職業はサービス業なので、この方が言っている意味とは違う形で共感しているのかもしれない。でも妙に納得した。
「日本人にはプロ意識がある」「日本人が考える当たり前クオリティは高すぎる」
あくまでも海外と比べるとだけども、これはいわゆるビジネスだけじゃなく、サービス業においても同じことが言えると思う。
最初は海外からのゲストに対して英語で接客することにビビりまくっていたけど、今や日本から来たゲストを担当するときの方が気が引き締まるのは、そのせいだと思う。
日本のディズニーで働いていた時もそうだけど、サービスを受ける側の期待値が高いからこそ、プロ意識を全員が持っている気がしたし、自分の仕事を誇りを保つためにもサービスクオリティをキープする、みたいな感覚もあったと思う。
お金を稼ぐためにやっているんじゃなくて、お金を払ってここまで来ていただいているのだから、それを120%でお返しするみたいな意識が常にみんなの中にあった。
アメリカだからこう、とかこうじゃない、とか言うつもりは全くないけれど、なんとなーくギリギリの最低ラインをクリアしていればオッケー。みたいな感覚を感じる時がある。サービスにおいては特に日本と比べてしまったら文化の違いによることもあるかもしれないけれど、客観的にどちらがより良いサービスかと言われたら絶対に日本のスタンダードだなと思う。
あとは、これもなんとなーーーく感じる口だけ感。
個人的に、日本人は完璧主義で、自分が出来ないことを人に言ったり、確証のない適当なことを人に言ったりということはあまりしない気がするのだが、アメリカでは綺麗事を言えたもんがち!!みたいな感じがどことなくする。広告とか見ていても、日本の広告は事実ベースだったりインパクトよりもインサイトを大事にしているような気がしていて、こちらではこれ最高だよ!めちゃくちゃ良いよ!って言い過ぎてそのクオリティとの差にガッカリする、、みたいなのが多い。(それを私は綺麗事と捉えている)
もはやこれはどちらが優れているかと言うより、私は日本人だから日本人のやり方が合っている、というだけの話な気もするが、日本人が発揮できる良さって絶対にもっとあるよ!とは強く思う。
以前ヨーロッパから来たインターン生に、日本はこんなにテクノロジーや他にもすごいものをたくさん持っているんだから、もっと上手くプロモーション出来た方が絶対に良いよ!と言われたことがある。
綺麗事言い過ぎもよくないけど、日本人にとってはもっとアピールしていくのも大切なのかもね。