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アメリカのディズニーで日本人キャストとして働いたこと。

CRプログラム2018年4月出国。女子大生が休学をして、フロリダのディズニーワールドで働く1年間の記録。【 Instagram:@haruka.m.9.6 】

本当にやりたい事なら逃げないでしょ。

 

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こんにちは、晴香です。

CRプログラムを通して1年間フロリダのウォルトディズニーワールド、エプコット内の日本館で日本人としてキャストをしています。

 

先日、中高の恩師の先生が、学校の公式Facebookページで私とこのブログを紹介してくださいました。まだ機会に飛び込んだだけで自分が何をしたってわけではなくて、逆に私が元気と勇気をもらってしまった。

 

 

www.facebook.com

 

 

こういう互いに勇気を与え合う言動って素敵。

本当にありがとうございます。

 

誰かに関心を持つって当たり前のようでハードルが高いことだと思うから、直接応援の気持ちを届けてもらえたりした時は本当に本当に嬉しい。

(あんまり更新できていないけど、ブログ読んでるよ!と言ってもらえるのも本当に嬉しい。ちゃんと書きます泣)

 

 

今回は、私がこのプログラムを選んだ理由を時系列で思い出しつつ具体的に書いていこうと思います。なぜなら、私がCRプログラムに興味を持っていろいろ調べていた時、どんな人がどんなことを思って応募しているんだろうということを知りたかったから。

 

CRプログラムに興味がある人、自分が本当にやりたい事に出会いかけている人に読んでもらえたら嬉しいです。

 

高校2年生の夏

 

2013年の8月。もう何年ぶりかわからないくらい、前回の記憶が全くないくらい久しぶりに家族でディズニーに行った。それまでは周りのみんなと同じように普通にディズニーは好きだったけど、あの時はなぜか自分でもびっくりするくらい、すごくすごく衝撃を受けた。何に衝撃を受けたのかというと、

  1. 今、自分が幸せだと思える(信じられる)場所であること。
  2. ここに来た誰もが一人残らずそう思える事。
  3. それを計画的に作り出している人達がいるという事。

きっとディズニーに限定されたことではないだろうし、ごくシンプルな当たり前なことばかりだけど、みんなが当たり前でしょって思うことだからこそ、その過程や背景が気になった。

 

ディズニーや旅行から帰ってきた後って、誰もが余韻を感じると思うけど、今回はなぜかその余韻がずっとずっと消えなかった。そして、その理由は簡単で、自分が心から今1番やってみたい事だからだと気づきました。楽しい事ばかりではない人生の中で、今だけは間違いなく幸せだと思える場所ってすごく尊くて私達に必要不可欠で、大きなパワーを持っているような気がしたから。私もその作り手の一部になってみたいと思うようになりました。

 

(話戻るけど、みんなと同じように普通にディズニーが好きって文章が通用しちゃうのがやっぱりすごいと思う)

 

大学受験と将来の夢

 

そんなこんなで真剣に大学受験を考えなければいけない時期になり、自分なりに大学生活で何がしたいのか、どんな条件が必要かを考えました。そしてすごく悩みました。

 

<大学受験の条件>

・日本より規模が大きく本場のアメリカのディズニーで働く(将来的に、でも1番やりたい。)

→CPプログラム

→カレッジプログラム

→その他

・大学生の間に1年間の留学をする(絶対やる。でもなんで?)

・東京の大学に進学して舞浜でキャストをする(絶対やる。)

 

1番悩んだのは、地元の愛知県でカレッジプログラム(半年くらいでWDWで働きながら留学するやつ)と提携している大学に行くか、東京の大学に行ってキャストをしながらCRプログラムに挑戦するか。

 

周りに経験者はもちろんいないし、正直情報もあまりなかったけど、調べた結果CRプログラムに合格さえすれば条件を全て揃えられると思い、東京の大学に推薦で(小声)進学。ただここで問題だったのが、CRプログラムはかなり倍率が高く、全国の大学生どころか経験豊富な社会人もたくさん申し込んでいるという事。大学内で枠を取るカレッジプログラムを諦めたはいいものの、これでCRプログラムに合格出来なかったらどうしよう、と今後の大学生活を真剣に考えれば考えるほど不安で悩んでしまう時期が訪れました。

 

私は一体何がしたいの?

海外のディズニーで働く事は、私にとって将来的に1番やりたい事、であった事もあって、もしかして他の人達みたいに社会人経験を積んでから、合格をもらえるような人間になってから挑戦した方がいいのかも、とか、皆んなみたいに海外の大学に留学した方がいいのかも、とか、すごくやりたい事だったのに自分自身で不安な気持ちと共に色んな他の選択肢を持ってきてしまい、1番ベストな選択をしたい。でも何がベストかはわからない。みたいな状況に陥ってしまいました。

 

一度大学の交換留学に申し込もうとTOEFLを受けたり、自分が知らないだけかもと思ってワーホリとかインターンとか色々な海外経験を調べたりしたけど、調べれば調べるほど自分が本当に何がしたいのか見失ってしまいそうでした。

 

私がやりたいのは、海外のディズニーで働くこと。Cultural Representative=日本の代表として日本文化と幸せを人々に届ける事。海外の大学で椅子に座って授業を受ける事じゃない。途上国でボランティアをする事でもない。海外の企業でデスクを持ってインターンをするのも違う。これらの経験もものすごく魅力的でたくさん戸惑ったけど、私にはこれだったとしか言えない。

 

きっと、人それぞれそんな自分にとって特別な経験との出会いがあるはずで、それは自分にしかわからないし、人が良いって言ったから自分にとっても良いとは限らないし、最終的には自分を信じる事が出来る人が、自分が本当にやりたい事を出来るんじゃないかなと思う。

 

私の場合、考えに考えた結果、CRプログラムはハードルが高いし大きな挑戦だけど、1番やりたい事が詰まっている+お金がかからない(むしろ働くからお金はもらえる)事が決定打となって応募をしました。

 

え、急にお金?って思われるかもしれないけど、私はただでさえ上京して東京の私立大学に通わせてもらっているので、今は色々な制度があるとはいえ、留学では100万どころか出来る事なら一銭も払いたくありませんでした。CRプログラムはそういった点でも私にとってはパーフェクトな機会でした。

 

本当にやりたい事なら後回しにしない。諦めない。

無意識に後回しにする理由を用意したり、

自分がビビってるせいで、どんどんチャンスは曇っていくと思う。

でもそれが普通なんだと思う。

 

この悩みの他にも忙しかったり両立が出来なくて、何度も応募するのをやめようと思った。本当はやめたくないのわかってて、でも何がベストかわからなくて、みたいな。

でも今はどれだけ無理な理由があっても、自分を信じてベストを尽くす事がベストなんだろうなって思う。本当にやりたい事なら。

 

さっきも同じような事を言ったけど、自分を信じる事は本当にやりたい事を見失わない事と同じなのかなとも思う。

 

割と本当に自分がやりたい事って、周りと比べたら変かな、とかなんかちょっと違うかな、とか自分だけかなどうしようみたいに思いがちだけど、だから自分の個性で、やってみたらきっと1番楽しくて幸せな事で、私はそれをやるべきだと思う。

 

私の場合は、それが海外のディズニーで働く事でした。

 

ただこれは機会でしかないから、もっともっと具体的に自分が何をしたいのか(ここWDWでもそうだし、このプログラムが終わってからも)はちゃんと考えていきたいなーと思います。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます!